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ドラのある風景-2

前回はなぜかドラの歴史とかの話になっちゃったけど(予定外だったのか!)
今回から少しずつ、実務に絡んだ部分に入ってみたいと思う。








まずは、ゲーム中におけるドラの立場について考えてみる。



■ 打点向上効果


一般的に、和了時にドラを持っていると1飜がプラスされる。
またフリー雀荘等だと、赤ドラ・裏ドラを持っていた時に祝儀が発生するケースも多い。
なんだか「バカにすんなよ!」とか言われそうな事書いてるけど
私は分かり切った事をいちいち確認しながら理解しようとするスタンスなので、御勘弁願いたい。

さて、ここで注意するべき部分は


【飜数付加の意味】

1飜というのはつまり、(現行一番ポピュラーな)麻雀の点数計算において、単純に点数が2倍になるという事を意味する。
満貫による点数増加の頭打ち効果があるとは言え、1枚での効果としては破壊的と言って良い。

一盃口や鳴き全帯といった難度の高い条件がこれ1枚で。
また、三色や一通の「麻雀の華」的な役も2枚で。
コストパフォーマンスで考えると、全役の中でトップであろう。


【祝儀収入発生契機としてのドラ】

赤ドラ、裏ドラによる祝儀。
これの威力もまた凄まじい。

前の記事にも書いたが
一般的なピンの祝儀は500Pで、これは点棒換算で5000点分だ。
「2000・4000の三枚」をツモると、「17000・19000」という意味になる。(実際は点棒に順位点が乗っているので、こんな単純な話では無いが)

祝儀自体がとんでも無いインフレルールであり
その発生ポイントを担うドラの重要性は、さらに跳ね上がる。


よって、現代麻雀の手牌構成はドラを軸にして考えるのが基本となる。
収支への貢献度が高すぎるので、絶対に無視することはできないファクターとなる。



■ 「和了役」からの隔絶


今現在一般的に打たれている麻雀のルールは、一飜縛りが多いと思う。
例外は、中国麻雀や二飜縛りだろうか。
ここでは、一般的な麻雀の部分のみを考える。


「手役が鳴ければ和了れない」

というのは面白い規則で
これにより手牌構成に制限がかかり、ゲーム上に様々な影響をもたらしている。

そんな麻雀ルールの中にあって
ドラには「和了役にならない」という大きな特徴がある。
「ドラのみでは和了れない」という、アレだ。
某大型チェーン店では赤のみで和了れたりするが、それは今のところ極々マイノリティなルールである。

個人的に、ここがとても良いなぁ、と思っている。

と、言うのは
打点的に非常に重要な牌でありながら、「和了る」という行為に対する貢献度が無い事で
何ともいえないジレンマというか、相反性を生み出していると考えるからだ。

「ドラを持っていると和了れない」
「手牌に関係無いドラを引いてきて、進退窮まる」
「ドラがあって和了りたいけど、手役が作れなそう」

こういうシーンは誰しもあるだろうし
そういった事を想定しながら、誰しも打牌選択しているだろう。

以前、「東大を出たけれど」の須田プロが

「ドラは、和了ってはじめてドラ」

といった発言をしていて、膝を打った事がある。
(まぁその時は、どちらかと言うとスピードの関連する部分だった気がするが)

ドラを発明した人が、ドラを手役として認めなくて本当に良かった。
もし「ドラのみ」が成立していたら、もっと全然違うゲームになっていただろう。




ここまで、当然の事を書き出してみた。
次回はこれらを踏まえての展開や戦術について考えてみたい。
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