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「プラウズ」それは危険な符丁

少し前まで携帯ゲームの麻雀をやっていた。

もともと私の携帯電話には必ず麻雀ゲームが入れてあって
雀荘に行く前とかに基本的な牌効率をおさらいするのとかに使っていた。






携帯の会社を変えてからというもの
移動の時間は専らmixiの記事作成に費やしていたので
ゲームを入れる事もなかったんだけど
「一応入れておかないとな」というよくわからない義務感に駆られ
携帯サイトでソフトを探す事にした。

9割以上が脱衣物だというのにまず驚いた。
最近の携帯麻雀って脱衣が主流なのだろうか?
色々なキャラクターが「私と勝負よ!」とかいう吹き出しを背負っている。

携帯コンテンツというのはエンドユーザーの嗜好を露骨に反映してそうだから
やっぱこういうのが一番ダウンロードされるんだろうなぁ
時代やインフラが変わっても、本質的な所は同じですな。

脱衣物じゃない硬派な物を探してたら、あまり選択肢は無く
以下の3択にまで絞り込んだ。

・シンプル麻雀
・井出洋介のなんちゃらかんたら(うろ覚え)
・歌舞伎町麻雀プラウズ3

ほとんど即決で、「歌舞伎町麻雀プラウズ3」に決定。
私の中二病回路にビビッと来たわけです。
明らかに香ばしそうだし。

さっそくソフトを起動してゲームスタート。

まず、設定はこんな感じ。
超うろ覚えで書いてみる。


主人公は水着メーカーの冴えない落ちこぼれ係長。
会社ではうだつの上がらない彼にはもう一つの顔があった。
それは、打ち手組織の中のエージェントというもの。
夜になると歌舞伎町における麻雀絡みのトラブルが報告されてきて
それを片っ端から解決するのだ。
ホラ、歌舞伎町とか怖い町だしそういうのありそうじゃん?←ノイズ
今日も主人公に危険な依頼が舞い込む・・・


突っ込みどころ満載である。
「静かな組長」と「バイオレンス係長」を混ぜた感じの設定の主人公がステキだ。
期待通りの内容に、自分の勘の的中を確信した。

以下超適当にゲームレビューしてみる。

※本当にうろ覚えなので、実際の内容と違う可能性が大いにあります。
※あと、文体もごちゃごちゃになります。


■ 最初の事件(?)


主人公が会社で部長にどやされた後に帰宅していると
携帯に組織の人間から着信が来る。

「クラブで暴れている男がいるからすぐ行って下さい。任務ランクはCです」

そういう荒事に麻雀打ちが役に立つとは思えないんだけど
クラブに急行する主人公。
お、おい。無茶すんなって。

店につくと、いかにもガラの悪い大男が店の女の子にセクハラしている。
かなり酔っているようだ。

「やめろ。嫌がってるじゃないか」

そこに毅然と割って入る主人公。

「なんだてめぇ?やろうってのか?」

ほらぁ怒らせちゃったじゃん。
どうすんの?

次の瞬間、なぜか対局画面に切り替わる

えっ、ここで麻雀かよ!?
相手泥酔してんじゃん、大丈夫なの??

そんな心配をよそに、超高速で打牌してくる男(CPU)
う~ん、この状態でそんなに速く打てるって事は、すごい打ち手なんじゃね?

なんかダラダラした展開の麻雀を経て、なんとか勝利。
なぜか素直に叩き出される男に女の子にモテモテな主人公。
すげぇ、「咲-Saki-」の世界でもこうは行かないだろう。

するとそこで携帯が鳴る。

「任務です。すぐに来て下さい」
「またか、ランクは?」
「ランクは・・・ Sです」
「Sだと!?・・・わかった。すぐ行く」
(Aランクの上があるとはな・・・)

あ、そうなんですか。よくわかんないけど。
かくして、主人公は夜の歌舞伎町を疾走する--

続く



■ 麻雀について


ここでこのゲームにおける麻雀の説明をしておこう。
まず、特殊なところを抜き出してみる。


・二人打ち

基本的にタイマンである。
2人だけで20巡くらい模打する。

点棒の移動の際に、出和了とツモ和了の区別が無く
常に直撃扱いになる。
なので、親満を1回ツモった後に親ッパネを和了するとトビで終了。
これだけ見ると攻撃的な立ち回りが有利に見えるけど、そうではない。

どうでもいいけど
対局中は対戦しているキャラクターのアイキャッチが入るんだけど
主人公の顔が明らかに「イッて」いる。
どう考えてもジャンキーにしか見えない。


・和了できない

なんか仕組まれたようなチートな手牌で早目にリーチを掛けるか
無謀な染め手を鳴きまくると和了できたりするけど。
「中盤以降のピンフ」
とかはほぼ和了できない。
テンパイすら難しいケースがほとんど。

あと、字牌が鳴けない。
対子の字牌は3回に2回は山死にである。
これはマジで牌操作かもしれない。


・8局やる

東南戦なのはいいんだけど
2人が親を二回ずつやる=4局勝負では無く
東1局⇒東2局 と延々と南4までやるので、ダルくて仕方が無い。
降りる駅が近付いてくるとかなり焦る。


・CPUは悪形待ちが多い

悪形というか、単騎待ちの発生率が異常。
CPUのリーチは8割方単騎待ちだと思っていい。

二萬二萬二萬三萬四萬五萬三筒四筒五筒三索四索六索七索八索


こんな形から平気で四索とか切ってくる。
宣言牌のソバが怖すぎて打てない反面、和了率は低い。
チートイの時が怖い。だってそれが普通だから。

あと、こっちが複数持ちの牌で愚形待ちするのも妙に多い。
相手のリーチ後に対子とかになった牌は怪しいし、暗刻になったら絶対打てない。
はじめた当時は、日和って筋端牌とかの暗刻を切って刺さったりがしょっちゅうだった。
心折りにきてるのかと思ったよ・・・





まったく普通の麻雀と違うので、最初はかなり手こずったが
プレイしていくうちに攻略法が見えてきた。


~歌舞伎町で生き抜く為のその1「テンパイ料が収入源と知れ!」~


基本的に和了できないので、点棒が全然稼げない。
とは言っても、南4まで打つのもかったるいし、勝利が不確定だ。
できれば相手をトバして終わらせたい。
ならどうするか?

このゲームは2人打ちにも関わらずノーテン罰符が場に3000点なので
片方がテンパイしていて片方がノーテンだと3000点の収入=6000点の差となる。
これがでかい。
また、親番の攻撃力が物凄いので、親権も渡したくない。
終局時にテンパイしているのは絶対条件と言える。

なので
残り巡目がかなりあっても、形テン狙いで鳴きまくる。
どんなに美しい手で受け入れ枚数がたくさんあるイーシャンテンでも、とにかく鳴く。
そこで未練を残さずガツガツ聴牌に向かうのが大切。

面前だとなかなか聴牌できないけど
流局直前になると、CPUが「ホラ、これ鳴いとけ」と言わんばかりのキー牌をポロッと切る事が多いので
和了する事を考え無ければ、かなり聴牌しやすい。

そうやって一度も和了しないで相手をトバした事が何度もある。
テンパイへの嗅覚は、麻雀エージェントの生命線なのだ(キリッ



~歌舞伎町で生き抜く為のその2「何も考えるな!曲げろ!!」~


なかなかテンパイできないこのゲームでも、当然テンパる時はテンパる。
このゲームでは面前でテンパイした時に、ダマという選択肢は有り得ない。
以下の理由だ。


・相手が結構ベタオリしてくれる

たまに押し返されるけど、CPUは殆どベタオリしてくれる。
そのくせいきなり当たり牌を切ったりするので、美味しい。
終局時相手の聴牌率が下げられるので、3000点を頂ける可能性が上がる。
あと、ダマにしてもCPUは出さない。
聴牌した瞬間に暗刻落しとかしてくるので、バレてるとしか思えない。


・操作が不要になり、速い。

携帯でゲームをやっている以上、時間効率というのも大事だ。
リーチ後はオートアクションになるので、画面を見る必要もボタンを押す必要も無くなり
大幅な時間短縮になる。
現代に生きるビジネスマンとして必須のスキルだろう。(なんだそれ)


出和了の可能性があまり減らずに打点が向上し
相手の聴牌確率を下げ、スピーディ。
リーチのデメリットは殆ど無い。
光ったら曲げるのがプラウズ流。(光らないけど)



~歌舞伎町で生き抜く為のその3「役牌?何それ美味しいの?」~



このゲーム、字牌を大切にしてたら死ぬ。
本当に字牌絡みだと聴牌率が激減する。
「字牌を叩ければ聴牌」みたいな手牌にしてはいけない。
なので、ホンイツとかは持っての外だ。
なぜかチンイツの方が和了しやすい。

こんな配牌があるとしよう

東1局 東家 ドラ東

一萬二萬四萬二筒四筒四筒六筒七筒八筒東東白白  ツモ九萬


この手から一萬九萬を切るのは負け組だ。
正解は白
そして他が伸びたらドラの東を飛ばしていく。
冗談抜きで、そうしないと聴牌できない。
対子の白よりも、孤立牌の九萬の方が面子になりやすいのだ。(それも暗刻に)

私は天鳳において比較的字牌を大切にする打ち手だと思うけど
ここではそんな拘りは捨てないと生き残れない。
某鬼の人とかが見たら発狂しそうだ。




とまぁ
こういった狂ったセオリーを駆使するようになって、やっと安定して勝てるようになってきた。
天鳳のバランスが崩れないか激しく心配だったけど、幸いにも影響はまったく無かった。
私のバランス感覚は、これを麻雀だと認識していないらしい。

まだまだ器が小さい。修行が足りんなぁ・・・




■ その後の展開


プラウズのエージェントの元に到着した主人公。
なんか目が細い黒髪のお姉さんで、割と好みだった。

「それで、今回のターゲットは?」
「ターゲットは・・・『プラウズ』」
「プラウズだとっ!?実在したのか・・・」

ちなみに、いま主人公が駆けつけたお店の名前も「プラウズ」なので
明らかに実在しているのですが、そんなツッコミは野暮なんでしょう。

「ここからは後戻りできなくなります。力を試す為にまず私と戦って下さい」
「いいだろう。勝負だ」

プレイヤー=私の意志を完全に無視して盛り上がる登場人物。
なんだかいきなり物語の核心に向かいそうな雰囲気だけど
まだ酔っ払いを一人片付けただけなので、まったく感情移入ができません。

麻雀勝負に勝つと、情報をもらいました。
なんでも、最近起こっている失踪事件にプラウズが絡んでいるとの事。
なので、それを手掛かりに色々勝手に調べてくれ、と。
・・・こんなの情報でもなんでもないじゃん!!

そんなどうしょうも無いネタを元に、主人公は事件に深く関わる事になったらしい。

「UFOの墜落にアメリカが関わっているらしい」
という情報だけで、ペンタゴンについて聞き込みするようなもんじゃねぇの?これ。


次の日から、主人公の事件に対するリサーチがはじまるんだけど
これがまた単調な日々でして


朝、出社して部長に怒られる

会社の女の子に噂話を聞く

「会社が終わった」(本当に毎日こういうメッセージが出る)

歌舞伎町に到着

クラブ・キャバクラ・雀荘・組事務所等で聞き込み(麻雀)

キーパーソンに麻雀で勝つとフラグが立ち、翌日へ


という凄く平坦なゲーム性。
主人公の眼がおかしいのは、毎日怒られた末に麻雀打ちまくってるからな気がしてなりません。

そうやって過ごしていると
会社の女の子がひとり、またひとりと失踪していきます。
女の子はそれぞれ主人公の部下なので、部長も仕事が回らなくてご立腹。
主人公のクビも仄めかすようになってきます。

そしてある日
ついにプラウズ本部の場所をゲット!
何も考えずに一人で乗り込む主人公。
自分の進退が賭かっています。焦るのも無理はありません。

プラウズ本部に行くと、見知らぬ髭のオッサンがやけに余裕たっぷりで登場。
失踪した女の子達を置いて、さっさと消えてしまいます。

何はともあれ女の子が戻ってきて一安心と思いきや
洗脳されているのか、凶暴化した女の子が野獣のように襲いかかってくる!
やむなく応戦する主人公!!

でもやるのは麻雀。

なんでだよ!!!




その連戦に勝利すると、突然火の手が上がってきます。
グッタリした女の子を背負って脱出。
やっぱこういうのは無理矢理にでもアクション要素が必要みたいですね。

さて、わからないことだらけなので
これから種明かしがありつつ、ラスボスと戦うのかな、と思って期待して画面を見ていると。



女の子の一人が死んだ
プラウズは影も形も無い
全然わけがわからない
サーセンww

fin



えっ
これで終わりなの!?

いや、どこかで選択肢とか間違えたからバッドエンドとかなのかも


・・・選択肢なんか無ぇよ!!
マジかよ~
別にそんなに期待してないけど、これはないだろ~

絶望しながらスタッフロールを省略していると
最後にメッセージが

「歌舞伎町モードがプレイできるようになりました!」

な、なんかまだ希望が!!
信じてたよ、プラウズ!!!(既に何かがおかしくなっている)



■ 歌舞伎町モード


そういうわけで
歌舞伎町モードに突入。

このモードでは今まで打った相手とフリー対戦を行って、経験値を溜めるのが目的。
一定量で役職(レベル)が上がっていき、最上位を目指すというもの。

って事は、役職が上がり切れば何かがわかるのかもしれない。
もう一般モードは遊べない事からも、ここがストーリーを進める順路だと考えられる。

私は必死に打ちまくった。
良い勝ち方をすると貰える経験値が多いので、できるだけ速く相手をトバそうとし
相性の良い相手を選んでひたすら連戦した。

歌舞伎町モードに入ると、他のプレイヤーが登録しているランキングに参加できるんだけど
いつの間にやら全国1位とかになってた。
その時はさすがに 「俺は何をやってるんだ・・・」と思ったけど
レベルが上がり切るまでゲームを続けた。


どうでも良いけど、ゲームの中で歌舞伎町に移動する度に
「眠らない街、歌舞伎町・・・」
というメッセージが入るの何とかならないだろうか?


そして、ついに一番高い役職まで登りつめた。
よっしゃ~
これで何かが進むはずだ。

眠らない街、歌舞伎町・・・

フフ、いつものうざい表示も今回はなんだか許せるぜ。
さぁ、どうなるんだ?

・・・・・
・・・・・
・・・・・
アレ?

行く場所の選択肢も増えてないし、キャラのセリフも変わってないだと・・・?
どういうことだ、まだ何か足りないのか。。。

色々やってみるけど、何も起こらない。

ちょっと待てよ、まさか・・・
本当に何も無いのか?

いや、そうだアレだ!

「アレ」とは
レベルが上がる度に、プラウズを配信しているメーカーのHPから壁紙をDLできるようになっていたのだ。
私は面倒なので一度もやった事が無かったが、最上級の役職になった時もDLできる壁紙が増えていたはず。
それが何かのカギを握っているに違いない!

急いでHPに入り、壁紙をDL。
携帯に保存されてたそれを開いてみた。

そこにはなんと・・・




水着姿のプラウズのエージェントが恥ずかしげに俯いていた。




え~
そんなバカな・・・

一応他の壁紙も見てみたが、全部女の子の水着画像だった。

ちょっと待ってよ~
って事はなに?あの尻切れトンボなエンディングで終わり??
そりゃないよ~~

結局これも脱衣ゲームだったのかよ!
だとしても、水着てまた中途半端な・・・


これがゲームソフトだったら泣きながら土鍋に放り込むんだけど
携帯なので、それもできない。
やり場の無い怒りを天鳳の三麻にぶつけて
何故か上卓に進んでしまったりした。

何から何まで麻雀ってのがなんとも・・・





かくして

彗星の如く現れ、プラウズの全国ランキングを制覇した伝説のプレイヤーは突如姿を消した。

そのプレイヤーネームは「巷」

今彼がどこで何をしているのか、知る者はいない。
っていうか、そういう奴がいたのを知ってる人がいない気がする。


携帯の麻雀ゲームをお探しの方は、是非お試し下さい!
すごく頭にくる事請け合いです!!
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非公開コメント

突っ込みどころ

満載過ぎて笑いが止まりません。
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
それにしても何とも残念なゲームすぎますねw
最後まで(最後ってどこが最後か知らんけどw)
やってもモヤモヤしたままって悲惨ですね(;´Д`)

No title

>コメさん
とりあえず、中途半端なのがイヤですね・・・
明らかに回収してない伏線とかもあるんですよ。
ひょっとすると、まだ私はやり終えてないのか・・・?
プロフィール

巷の打ち手

Author:巷の打ち手
その名の通り、その辺にいる打ち手です。

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