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カンニングの可能性と展望

ネット麻雀というのは、打っている時にある程度麻雀以外の事ができる。

食事や飲み物を摂るのはもちろん、本を読んだり音楽を聴いたり、リーチを掛けた後はトイレに行ったりもできるだろう。
その際、麻雀の判断に関わる事をするのも可能だ。

戦術本や戦術サイトを参考にしようと思えばできるし、電話で教えを乞いながら打ち進めるなんてものあるかもしれない。


それでは、ツールを使うのはどうだろう?

ネット上には麻雀関係の色々なツールがある。
対局にそれを応用する事も可能だろう。
これは誰もが一度は考えた事があるのではないだろうか?


まず、現在存在するかどうかは別にして、実現可能そうなツール(機能)について考えてみた。






【牌効率関係】


簡単に言うと、天鳳の「牌理」を対局中に利用すると思えば良い。

もちろん、現状の「牌理」は手打ちで打ち込まなければならず、対局中に使用するのは困難だろうけど
対局画面上の情報を自動で取り込むようにすれば、自動かつリアルタイムで動作させるのはそんなに難しい事では無いだろう。
他家の捨て牌枚数も自動で数え上げるようにすれば、正確な枚数を一瞬で把握する事が可能になる。

ある牌をツモった瞬間に受け入れ枚数がわかるのは、結構なアドバンテージになると思う。
取り分け威力を発揮しそうなのが、清一の時だ。
「何を切れば何待ちになる」という情報があれば、事実上「清一の待ちを読み取るスキル」は不要になってしまう。
MFCなんかは、聴牌時に切る牌にカーソルを合わせると待ち牌が出てくるようになっているが、丁度あんな感じだ。

もちろん、平面的な枚数のみが打牌選択の全てでは無いけど、その部分を肩代わりできるのは便利だとは思う。
その分他の事を考える余裕ができやすいから




【牌の危険度関係】


場に出ている牌や捨て牌を数え上げて、ある他家に対してどの牌がどの程度危険かを機械的に算出するツール。
凸氏が作成した「牌の危険度表」に当て嵌めるようにすれば、「一般的」な牌の危険度を表示するくらいは余裕で可能だろう。

実は、これは既に凸氏が作成している。
↑一番上の「05/12/05 記憶力」の記事。

これを読んだ時はまだネット麻雀に触れていなかったので
「頭の良い人は色々やってるんだなぁ・・・」程度の認識だったけれど
今見ると戦慄してしまう。
3年半前にこのレベルのものができているのだ。
今だったらどれくらいの事ができるのだろうか?
恐ろしい。




【視覚支援】


画面上の情報を、打ち手がわかり易いように再構成するという考え方。
まず思いつくのは、「手出し・ツモ切り」を表示するツール。
天鳳で言えば、牌譜の時の暗転を対戦中に見れるだけで、結構違って来るのでは無いだろうか?
後は、長考した牌を表示したり、鳴いた牌を捨て牌の元の位置に再構成したりだとか・・・
これはそこまで関係無いかな・・・



【人読み関係】


これは以前少し構想してみた事があった。

例えば、対戦前のID名表示画面が出た瞬間に、各打ち手の傾向がわかるようにしたらどうだろうか?
原始的なやり方だけど、エクセル等に打ち手のデータベースを構築しておいて、対戦開始までにちょっとした傾向がわかるテキストを読めるようにするだとか。
今はそうでも無いけど、かつての鳳凰卓の様に面子が固定されている時は結構有用な気がする。

これを超応用した考え方としては
公開されている全ての牌譜をツールに読み込ませて、各打ち手毎の癖みたいなものをピックアップして

「この打ち手は早切りが平均の5%くらい多いから、早切りのマタギ筋の安全度が2%下がる」

みたいな事を自動的にしょりするツールとかできるかも。
・・・いや、ちょっとこれは苦しいな(;・∀・)
でも、技術的に不可能では無いとは思う。




私の乏しい発想でも、瞬間的にこれくらいは思い浮かぶ。
できる人が考えれば、もっと多彩かつ有用な物が出てくるのでは無いだろうか?

そんで、そういうツールの最終形って、「完全自動打ちツール」になると思う。
もしくは、判断を全て機械にやらせて人間は実際の操作をするだけ、とか。

実際、自動打ちツールの研究というのは前からされていて
私も少し対戦した事がある。


「まったり麻雀」


結構前の話だけど

上の「まったり麻雀」でCPU3人相手に100ゲーム程度打った事がある。
戦歴はやや負け越し程度だった。
もちろん、100ゲームそこそこでは実力がわからないのが麻雀というゲームだけど
それまで麻雀のCPUに10ゲーム程度さえ負け越した事が無い私にとっては、カルチャーショックだった。

凸氏が以前

「これからは自分で実際に打つよりも、強いアルゴニズムを作って競わせる方が楽しいし、知的だ」

みたいな発言をしていたのを見た事がある。
色々考えてみると、その言葉がリアルな説得力を持って圧し掛かって来る印象を受ける。
いずれ、人間が実際に打つような時代は終わるのだろうか・・・


さて、少し飛躍してしまったので、話を現実的な方向に戻してみる。

この先、上記に挙げたような「打ち筋支援ツール」みたいなものができたとして
その使用を巡って議論が紛糾するのは目に見えている。


「ツールに頼って打つのは邪道だ」

「取り締まる方法が無い物を、どう使おうか勝手じゃない?」

「これじゃ個人の実力は関係無くて、結局ツールの性能比べになっちゃうじゃん・・・」

「同じツールでも面子や状況によって微調整が必要になる。ツールのメンテスキルこそこれからの『麻雀の実力』だ」

「ツールによる『支援』を受けるのは良いけど、『判断』を全て委ねるのはNG」

「『支援』の範疇ってどこまでだよww にわか乙」

「そもそも、リーチの時だって聴牌する牌以外切れなくなったり、自動和了があるじゃん。それだってある意味ツールだろ?」

「いっそ自動的な部分は全て無くすべき。チョンボを導入すれば良い」

「いや、それツールの話と関係無いし。新たに自動化するツールを作れば良いだけ」

「運営側でツールを使えないようにすれば良いんじゃない?」

「視覚情報を出力する必要がある以上、それは無理だろ。もしできたとしてもいたちごっこだね」



こんな感じで。

結局、明確に取り締まるルールが無い以上、その判断は打ち手個人の嗜好に委ねられるので
「共通の見解」なんてのは生まれないに違いない。
「打ち手の良心に任せる」か?

ディスプレイの向こうの見ず知らずの人間がする事を、信じ続けられる人はどれだけいるだろう?



私はこういった議論の結果

「結局、リアルじゃないと実力はわからない」

という結論が出てしまい、せっかくネットを得た事で開けた麻雀の可能性がまた閉じてしまうのが何より怖いと思っている。
でも、想像すればする程、それが真実であるような気もしている。
厳密に「個人の能力のみ」で争おうと思ったら、それ以外を使える環境を奪った上で対戦するしか無くて
それはネット麻雀では難しいと思うからだ。



たぶん
「平等」なんて言葉はもともと恣意性の塊だ。

例えば、私は雀荘に行く前に携帯の麻雀ゲームをプレイして、基礎的な打牌選択のおさらいをしたりする。
それに対して「俺は携帯持っていないから、それができない。卑怯だ!」と言われたとして
私は「そんなん知るか!」と突っぱねるだろうけど、「麻雀」というゲームのプレイヤーとして考えた時に、論理的な反論をする事はできない。
言うとすれば、「世の中不平等なんだよ。知らなかった?」としか言い様が無い気がする。

それでは、これを天鳳に置き換えたらどうだろうか?
ツモった瞬間に受け入れ枚数が表示され、清一の待ちも一目瞭然。
「何を鳴けば何受けか?」まで表示され、鳴く牌の推奨までしてくれる。
他家の捨て牌には手出しツモ切りのマーキングがされており、読みを助けてくれる。
打つ前から自分の成績や傾向が知られていて、それを根拠にした戦略が練られている。
相手がそんなツールを使っていたとしたら。

私だったら、不公平を感じるだろう。
それを訴えたら、「世の中不平等なんだよ。知らなかった?」と言い返されて沈黙する私。
それ以降は、モヤモヤしたものを抱えつつネットでの対局に臨む事になる。

・・・う~ん、イヤだなぁ

私にツール等を作るスキルが無いから、こういう事を感じるのだろうか?
ひょっとすると、凸氏の言う「自動打ちアルゴニズムを競わせる」というのが、進化した麻雀なのかもしれない。
「統計やプログラミングができない人間は麻雀に関われない世界」

おッかNEEEEEEEEEEEEEEE!!!!


私は持たざるものだから
自分が生きているうちにそういった事が無いのを祈るしかないのがちょっぴり寂しい。
ここで「プログラム勉強しよう!」とか思わないのが私が私たるゆえん(キリッ
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No title

実はコレ前からやってみたくて仕方ありません。

No title

自動不正昇段ツール
天鳳で複数垢(ばれないように100IDほど)を使い、垢同士で対戦させ、段位の上のものを自動的に押し上げる。
お互いの牌が見えているので、差込自由。
上卓での天鳳位を完成するツール。
自分的には、これが一押しな気がw

No title

マインスイーパーのそういうやつは作りました。
もともとあんまマインスイーパー上手くないので、制度が悪く上級クリアできる確率がえらく低いけど・・・
麻雀のもがんばれば作れそうだけど時間かかるからめんどくさくてやる気起きない。
アルゴリズム考えるのもめんどくさいしね。
手出しツモ切りのマーキング、牌の数え上げ機能だけでも相当役に立ちそうだけど。
もっと暇で能力ある人いっぱいいると思うので、すでにやってる人がいても驚かないなあ。

No title

既にCPUがプロクラスに追いつこうとしている将棋界ではこういう、「ソフト指し」がネット将棋で大きな問題になっています。ソフトの指し方には特徴があるので、ソフト指しの疑惑があるプレイヤーの棋譜とソフトとの指し手の一致率を見て発覚すればID削除等の処分を出す(但し、研究者が研究のために予め断ってソフトに指させることは許可されている)などの対処は取られているようですが、それでも、たまに一部分だけソフトに指させるような使われ方をされたら見抜くのは難しいこともあり解決には至ってないようです。

No title

はじめまして
実益があればそのうち誰かが作ることになるでしょうね。
とあるゲームでは、まさに仰っている技術がかなり充実してきました。
自分はただのチートと思っているのですが、サイト自身のポイントで入手可能であったりして公認ツールと言っていい状態です。
例えば海外で入出金可能な麻雀サイトが立ち上がれば現実のものとなるでしょう。
それを見越して今から作っておくのもアリですね。

自分が組み立てた最高のマシンで頂点を目指す!
まさにミニ四駆ですね!

No title

こ、怖・・・。
何これ怖っ!!
この発想はヤバいと思う。ネット麻雀の概念を崩壊させかねない。
こんなもんを作ってしまったら、リアル麻雀とネット麻雀が完全に乖離してしまう。そうするとネット麻雀の人口は大幅に減ってしまうのでは。それは誰にとっても好ましくない事態のはず。
なまじ実現可能な案なので、実際に出てきてしまう前に何か手を打っておくべきだと思いますね。配信覗きと同じように禁忌の部類としてしまっていいと俺は思います。

No title

>このきーさん
このきーさんが思い付かないわけ無いですよねw
>ツナコロッケさん
要は、系を作っちゃうという事ですか。
麻雀においてそれがやれれば最強ですねぇ。
私が個人的に想定している「麻雀というゲームの前提」の中に
「全員がトップ(自己利益最大化)を狙って打っている」
というのがあるので
それはもはや麻雀では無くなりますねw
>男冥利さん
マインスイーパーこそ、アルゴニズム最強に思えますね。
プライベートでかつ正着がはっきりしているので。
面倒なだけで、やろうと思えば麻雀のも作れるわけですよねぇ。
本職の人が仕事で組んでるのに比べれば、まさに児戯ってとこでしょうか。
もう実は天鳳で自動打ちが稼働している可能性も十分にありそうです。
あの強豪が実は・・・ みたいなw
>ネマタさん
将棋の世界は、研究が進んでいるみたいですね。
論文も無数にあるし、何より競技の価値の認識が麻雀とは全然違う。
そもそも「ソフト指し」の何がどう問題なのか?ってのも議論されているはずで
そういう過程を知りたいですね。麻雀の方でも遠からずある事でしょうから。
天鳳の場合は「コンテンツの価値」という管理者側の利権が明確にあるので、ある程度仕切れる気もしますが
もっと大きな「麻雀の研究」等の視点から見た時、果たしてソフト打ちを禁じるのはどうなのか、とか。
> k.b.さん
はじめまして
麻雀業界に埋蔵している「実益」は「弱い」ものなので
だからこそ、現状で停滞しているという側面はありそうですw
「とあるゲーム」に限らず、何かしらのウィルがあった時にツールが利用可能であれば
おのずと研究も進むだろうし、誰しも使うでしょうね。
ウェブ上の麻雀で金銭のやり取りのお話が出て来るとしたら
相当クリアしないといけない問題があるでしょうねぇ(実際に頓挫もしていますし)
>アノーンさん
まさにそんな感じですねw
ロジックとセンスで走るマシンです。
>民芸さん
「リアル麻雀とネット麻雀の乖離」が良い事なのか悪い事なのか、私には判断ができません。
ひょっとすると、それによってネット麻雀人口が減る事は、麻雀が次の段階に進化する為に必要な淘汰なのかもしれませんし。
それであれば、時節に合わせて淘汰されるのも有りかな、とも思います。
ただし、上で書いたように
例えば天鳳の運営を考えた時に、管理者側としては不利益な部分が多いでしょうから
何かしら考えておく必要はあるでしょうね。
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巷の打ち手

Author:巷の打ち手
その名の通り、その辺にいる打ち手です。

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